『日雇いバイト』ってどんな仕事?
バイト内容
日雇いバイトには、様々な職種があります。一般的に多い職種はイベントスタッフやイベントの交通警備員、検品作業や倉庫内軽作業などがあります。新しく覚えることは少なめで、体力を使う仕事が比較的多い傾向があります。また、ほかにもレジャー施設やアミューズメントパーク、ホテル業務、清掃やアパレルなど幅広く募集されています。コツコツした仕事や一人で作業することが好きな人は、ビルや施設清掃、倉庫内作業など気軽に取り組める仕事が良いでしょう。接客が得意な人はイベント会場での飲食コーナーや物販会場、結婚式場のホールスタッフなどの仕事が適任かもしれません。また、スキルを活かす日雇いバイトもあります。グラフィックデザイナー、SEやプログラマ、さらに事務職やデータ入力などオフィスでのアルバイトもあります。なかなか経験できないテレビ番組のADやエキストラ出演などの仕事も募集されることがあります。
スキルや資格
日雇いバイトとは、一日契約で仕事をすることですが、資格がなくても始められるイベントの交通誘導や警備員、引っ越しや検品の作業員、工事現場の作業員、データー入力、試験監督など数多くあります。日雇いバイトは、派遣会社に就業希望日を登録し、そこからオファーがくるシステムが多いです。資格がないとできない職種もあります。医療系の現場は、人手不足のため、特に健康診断の時期など医師や看護師の募集が増えます。また、介護関係も人手が足りず、ホームヘルパー1級、2級、介護福祉士の資格があると有利です。保育士資格もイベント内での託児所や企業内の託児施設で臨時として働くことができます。資格があれば、需要の多い業界で専門的に働くことが可能になります。なお、資格が必要かどうかにかかわらず、コミュニケーション能力、社会人としての基本的なマナーとして挨拶ができる、メモをとれるよう意識できている、返事がきちんとできている、時間厳守などは必須のスキルといえるでしょう。
メリット
日雇いバイトのメリットは、なんといっても必要な時に報酬が得られることです。今月お金が足りないときや何か欲しいものを買う予定があるけれど必要なお金があと少し足りないときに、うってつけのバイトです。当日か翌日にはお金が入る仕事もあります。また、日雇いは、好きな時に仕事ができることも大きな魅力です。通常、前日に予約することで翌日に仕事ができます。日雇いということは、週1回でもよく、さらに月1回でも何ら問題がないこともメリットです。稼ぎたいときだけ、稼げるのです。基本的に、日雇いのバイトは登録制のため、募集している会社の面接は受けなければなりません。といっても、人手が足りないから日雇いを頼んでいるので、面接ではよほどのことがない限り、受かります。なお、日払いと即日払いには違いがあります。即日払いは、字の通り、バイト日が給料日です。日払いは日単位で給与を計算するという意味であり、週払いや月払いのケースもあるので支払日の確認が必要です。
働く環境
職種や、屋外なのか屋内なのかで、環境も様々です。屋外であれば、イベントスタッフや警備員など、人が多い所での仕事なので賑やかな場所が多いと言えます。また、警備員は交通整理や人の誘導など、きめ細かい配慮が必要です。イベントスタッフも人との接触が多い環境なので、周りの状況をいつでも把握しておく必要がある仕事です。また、看板持ち、交通調査などは悪天候でも休みにならない場合があるので、募集要項をよく読んで応募しましょう。建設、土木作業などは天候に左右され、場所によっては、現場や現場付近にお店などがない不便な場所の場合もあるので前もって確認しておきましょう。倉庫内軽作業は同じことの繰り返しの仕事が多い環境なので、コツコツ作業を進めることが得意な人向きです。試食販売などは店舗内の仕事なので天候に左右されることはないですが、お客様に商品の場所など質問を受けたりするので、売り場に立つ前に、ある程度は答えられるようにしておくことが大切です。
日雇いバイト みんなの体験談!実際に働いてみてどーだった!?
自分のペースで働くことができました
日雇いのバイトは、その日に給与が支払われない会社もあり、日払いというわけにはいきませんでしたが、給料は一週間後に銀行口座に振り込まれたため、手っ取り早くお金が欲しい時に重宝しました。その日によって仕事の内容や大変さが違うため、重労働の日に当たった場合、同じ時給をもらっているにも関わらず不公平さを感じることもありました。電話でこちらから連絡を入れ「その日は一杯です」「その日なら空いています」と言われて勤務日を決めることができたため、自分のペースで働くことができた点も非常に楽に感じました。
男性 / 30代 / 勤続3か月 / 9~17時
気楽に働けました
日雇いのバイトは働きたいときに働いて、休みたいときに休めました。長期間の旅行に出かけられるのは、日雇いバイトならではのメリットだと思います。 倉庫で働いたときなどは、たまに空調があまり整備されてなく、少ししんどいこともありました。 日雇いのバイトとはいえ、私の働いていたところの残業代は15分単位で支払われ、サービス残業は一切ありませんでした。 服装に気を遣わなくて良く、動きやすければ何でもいいので、私はいつも着古したTシャツにジーンズで働いていたので、気楽に働けました。
女性 / 30代 / 勤続半年 / 10~19時
早く仕事に慣れ、気楽に働けました
日雇いのバイトは基本的には同じことの繰り返しで一度覚えてしまえば、仕事自体はとても簡単でした。 私は主に試食販売のお仕事をしていました。試食販売といっても調理をすることはほとんどなく、あった場合でもそこまで手順もなく、しっかりとマニュアル化されていたため安心でした。 立ちっぱなしのお仕事だったため、仕事中はそこまで気にならなかったのですが、終わった後には一気に疲れが現れました。 試食販売では、いろんな人が立ち寄ってくれて、たまに世間話などをすることもあったため比較的気楽に働くことができました。
女性 / 30代 / 勤続1年 / 8~18時