日払いは季節のイベントやサンプリング、イベント設営、引越しスタッフ、コンサート会場などの短期の仕事がメインとなります。この仕事の魅力は、働いてから給与を受け取るまでの期間が短いこと。なかには働いたその日のうちに給与がもらえる「即日払い」の仕事もあるため、「急にお金が必要になってしまった」「短期間でもう少し稼ぎたい」という方にもおすすめです。
「派遣会社に登録していたか？」の質問には、約半数以上が登録していたと回答しています。イベント・コンサートスタッフなどたくさんの人数が必要な場合は、派遣会社に登録しておけば、メールなどで事前に連絡をもらえるケースも多いようです。そういったサービスを上手に活用して、土日などにアルバイトをしていたという声が多数寄せられました。
日払いのアルバイトで最も人気だったのは、イベントスタッフ。特に、コンサート会場の設営や撤去、グッズ販売などに人気が集まりました。裏方として有名アーティストのリハーサルの様子が見られる、歌が聞けるという点もポイントのようです。続いて多かったのは、現場・製造のお仕事。工場内でのライン作業、建築現場での作業員は、男性を中心に経験者が多いようです。
1日で最も稼いだ額として一番多かったのが、「5千円～1万円」で、回答の約7割を占めました。日払いのアルバイトで稼げる額としては、7000～8000円が相場のよう。勤務時間としては1日７～８時間と回答した人が多く、日払いバイトを選ぶ基準としては、時給1000円換算で働く方が多い傾向にあるようです。
日払いのバイトにはデータ入力や封入などの事務、軽作業やイベントスタッフ。製造・現場作業など多岐にわたる仕事が見つかります。単発の仕事を紹介している人材派遣会社に登録しておけば、毎日さまざまな求人の情報がメールで届き、その中から自分の都合の良い日時や場所、好きな仕事内容のものを選ぶこともできます。そのようなサービスを活用するのもよいでしょう。
またフリーペーパーの「タウンワーク」や求人サイト「タウンワークネット」では、日払いのお仕事が簡単に探すことが出来ます。フリーペーパーなら、求人情報の右上部分にある「メリットマーク」に「日払い」を示すものがあるので、ぜひチェックしてみてください。また求人サイト「タウンワークネット」には、条件検索に「日払い」の検索軸が用意されています。この項目で検索をすると、希望にあったお仕事条件が一覧で表示されますので、ぜひ活用してみてください。
コンサートの裏方としてアルバイトに参加したのですが、舞台裏がわかってとても興味深かったです。日ごろ自分が全く関わることのない世界の人たちが働く様子を見て、世の中にはこういう仕事を生業とする人もいるのだと、いい社会勉強になりました。もちろん、スタッフは日払いだったためすぐにお金が手に入ったのもうれしいポイントです。決められたスケジュール通りに必ず間に合わせるべく、休むまもなく忙しく働かなければなりませんが、その分金額の面でもなかなか良かったと思います。
私は会場警備の担当だったので、当日開催されたコンサートを聴くことができました。ステージの下のところに立っていたため、舞台を見ることは一切禁じられていました。思わず振り返ってステージを見たくなってしまうので、気持ちを抑えるのが大変でした。チケットを取ることも難しいような有名人を間近で見られるチャンスもあったし、自分も音楽を聴くことができるわけですから、バイト代をもらって音楽が聞けてしまうのは役得だと思いました。
スロットが好きでパチンコ店スタッフとして働いていたのですが、まず私と同じ理由で働いている人が多いという点が、働いていてよかったことでした。お互い共通の趣味なので話が合い、休憩時間にスロットについての話で盛り上がれるので人間関係で悩むことは1度としてありませんでした。
仕事に関しては、フロア担当だったので立ちっぱなしの業務がつらいときもありました。足が辛いことと、メダルやパチンコ玉が案外重く、数が多くなると台車を使うとはいえ、計数機にかける作業の際の上げ下ろしで腕が痛くなる点も大変でした。しかし、他の仕事より時給がよいため、短期間でけっこう稼ぐことができました。給料も月払いか日払いか選ぶことができ、日払いを選択していた私は毎日お金が貰えてすごくリッチな気分に毎回なりました。
データ入力の仕事は単純作業なので、黙々と確実に頑張っていけば、確実に報酬をいただくことができます。夜間の仕事も多かったので、ダブルワークがしやすいことが多かったです。働き方も日払いの短期の場合が多く、報酬がすぐに手に入ることも魅力です。
また、多くのスタッフがいる職場でも、1日のみの短期間での契約で働く場合が多く、同じメンバーと毎日顔を合わせて働く環境ではないため、常に新鮮な気持ちで仕事に取り組みやすいのもポイントです。仕事中も黙々とパソコンと向き合っているので、人間関係に悩まされることはほとんどありません。自分のペースででき、周りに気を使うことなく、コツコツとただひたすら数をこなしていく仕事です。集中力と持続力がある人には向いている仕事だと思います。
ただし、会話をすることがないため１日誰とも話さずに終わることがありました。そのほか大変だったことは、書類の不備見落としに気づかないで、ダブルチェックで指摘されたところが単純な操作ミスだったりしたことです。数を多くこなすということは少なからず、慣れによる単純ミスが発生しやすいので、慣れてきてもある程度の緊張感を持って仕事に臨むよう努めていました。
日払いバイトの場合でも確定申告が必要な場合があります。なぜなら、基本的に税金はどんな労働形態であっても関わってくるものだからです。ただし、税金は、その人が得る収入によって変わってきます。年間の収入が103万円以下の場合免除されることもあります。収入の計算を誤っていると課税されるだけでなく、扶養控除が受けられなくなるため、しっかりと調整する必要があります。
源泉徴収とは、企業が労働者に給与を渡す際に所得税を差し引く手続きのことを指します。徴収している事業所と徴収していない事業所が存在していることが現状なため、もし徴収されていないという方は、自分で所得税を納める手続きである「確定申告」が必要となります。また、複数の支払先から給与を受け取っている場合も確定申告が必要となりますので、注意しましょう。また多くの企業で行っている年末調整は毎月の給料から天引きされている源泉徴収の過不足を調整するものです。所定の書類・証明書などを提出することで、余分に払われた税金が還ってくることもありますので、手続きをしましょう。
日払いのバイトの支払方法は、会社によって異なります。
手渡しで給与の支払をしている会社もありますが、規定で定められた日時に指定口座への振込のみにしか対応していないこともありますので、事前に確認が必要です。
求人に日払いが可能な旨が記載されてあっても勤務時間や日数など一定の条件を満たしていないと適用されない場合や、当日支払われる金額に規定が設けられている場合もあります。「全額手渡しでもらいたい」「至急でお金が必要」という時こそ、実際に給料が受け取れる方法やタイミングを知っておく必要があります。
また、手渡しで給料が支払われる場合、証拠となる印鑑が必要になる場合や作業がきちんと終了している証拠となる書類の提出を求められる場合があります。
日払いのバイトの支払方法は、会社によってさまざまなので事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
基本的に履歴書を用意する必要はありません。履歴書を不要とする場合、応募先の専用フォームに記入するケースが多いので、資格の取得年月日や学歴などのプロフィールをまとめたメモを用意しておくといいでしょう。しかしその一方で、履歴書を持っていかないことに不安を感じるという人は、記入項目が少ない簡単な履歴書を用意したうえで、会社に持参するとよいでしょう。面接の際に自分のことを知ってもらうことができ、仕事に対して有利になる場合もあります。また、履歴書を話のネタにして、採用担当者に好感を持ってもらえるという可能性もあります。
反対に、履歴書が役に立つ可能性が限りなく低い場合は、一日限りの仕事や作業場所への現地集合を伝えられたときです。面接がなく、そのまま作業に入ってしまうことが多いため、用意する必要はないでしょう。履歴書がないぶん、働きぶりで自分の良さを思う存分にアピールすることが大切です。
